2008年11月03日(月) 21時21分
水道管に吸い込まれ死亡=敷設工事の作業員、2人も軽傷−津(時事通信)
3日午後2時半ごろ、津市一身田中野の水道管敷設工事現場で、作業員が水道管に吸い込まれたと119番があった。現場に駆け付けた市消防本部の隊員が約30分後、入り口から約10メートル先の管内で同市万町、土木作業員福本保さん(71)を救出したが、収容先の病院で死亡が確認された。
穴の中で一緒に作業していた作業員2人は自力で脱出したため流されなかったが、足に軽傷を負った。
津署によると、福本さんらは津市水道局発注の上水道配管工事で、直径約65センチの水道管に新たな水道管を接続するため、深さ2メートルの穴の中で作業をしていた。
作業員の一人が水道管のふたを外した際、管から突然水が噴出。穴が水でいっぱいになった後、逆流し、福本さんが吸い込まれた。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081103-00000089-jij-soci