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2008年11月03日(月) 07時31分

合掌の里に“銀の虹” 岐阜・白川村で一斉放水東京新聞

 岐阜県白川村荻町の世界遺産の合掌集落で2日、年に一度の消防用放水銃の一斉放水があり、紅葉した山に囲まれた集落を銀色に輝く水のカーテンが包んだ。

 荻町の住民が、火災時のかやぶき屋根への類焼を防ぐ訓練と、機器の点検を兼ねて実施している。うっすらと朝霧が残る午前8時、住民が59基の放水銃から一斉に水を噴き上げた。5分間ずつ2回、約30メートルの水柱が上がり、白い水しぶきがかやぶきの家々をしっとりと覆った。

(中日新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008110390073143.html