【ソウル3日共同】3日付の韓国紙、中央日報は、北朝鮮メディアが公開した金正日総書記の朝鮮人民軍サッカー競技観戦の写真について、韓国政府当局者の分析などから、金総書記の左腕がまひしている可能性があると報じた。
朝鮮日報も、ソファに座る金総書記が左腕をひざの上に不自然に置いていることや、幹部を前に指示する場面では右手だけを挙げていたと指摘。靴も通常よりかかとの低いものだとした。
韓国各紙は、写真の風景は今の季節と一致するが、競技場面を背景にした金総書記の写真がないことや金総書記が他の人物に比べて大きいとして「合成写真」の可能性を指摘。中央日報は、金総書記の着ているハーフコートが2005年11月の現地指導の際のものと類似していると伝えた。