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2008年11月02日(日) 20時37分

<墜落>軽飛行機を訓練中、川に 60歳男性水死 宮崎毎日新聞

 2日午前11時ごろ、宮崎県えびの市向江の川内(せんだい)川河川敷の「南九州ULP飛行場」で、滑走訓練中だった建築業、松浦照男さん(60)=宮崎市佐土原町=操縦の軽飛行機(ビックバード式FR−250型、1人乗り)が突然離陸し、3、4メートル上昇した後、川に墜落した。近くの病院に運ばれたが、まもなく死亡した。県警えびの署が状況を調べている。

 また事故を受け、国土交通省は運輸安全委員会の調査官2人を現地に派遣、詳しい原因を調べる。

 県警えびの署などによると、空中で左に旋回した後、墜落した。目立った外傷はなく、水死とみられる。軽飛行機はハンググライダーにエンジン、座席、車輪が付いた超軽量動力機で免許は不要。事故当時、滑走路で指導員2人とともに、軽飛行機の前輪を上げる滑走訓練をしていた。

 松浦さんは飛行経験がなく、愛好会「南九州クラブ」のメンバー5、6人と朝から訓練に来ていた。【小原擁】

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