2008年11月02日(日) 20時08分
サーベラス、日産・ルノー連合との資本提携交渉打ち切り(読売新聞)
【ニューヨーク=池松洋】米クライスラーの親会社の米投資会社サーベラスが、日産自動車・仏ルノー連合との資本提携交渉を打ち切ったと、米メディアが1日、報じた。
サーベラスが、米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーの合併を優先する方針を固めたためという。
デトロイト・ニューズ紙(電子版)は、サーベラスはGMとクライスラーの合併の方が、財政的なメリットが大きく、米自動車業界にとっても利点があると判断したと報じた。日産・ルノー連合はクライスラー株の20%取得を提案していたが、条件面でも折り合わなかったとしている。
GMとサーベラスは、合併の前提となる巨額の合理化費用の援助を米政府に求めているが、決着は大統領選後まで持ち越すとの見方が有力となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081102-00000023-yom-bus_all