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2008年11月02日(日) 17時30分

両候補、最後の週末を東奔西走 激戦州を遊説東京新聞

 【ワシントン2日共同】米大統領選投票日前の最後の週末となった1日、優位に立つ民主党候補のオバマ上院議員は西部や中西部の激戦州を、逆転を狙う共和党候補のマケイン上院議員は東部や南部の激戦州をそれぞれ駆け足で回った。投票日が4日に迫り、両候補の演説も熱を帯びてきた。

 オバマ氏は前回大統領選で共和党のブッシュ現大統領が勝利した州での勝利をうかがう。1日は西部で鍵を握るコロラド、ネバダ、支持が拮抗している中西部ミズーリの各州を回った。

 ネバダ州ラスベガス郊外で演説したオバマ氏は「変革の時は来た。われわれには正義の追い風が吹いている」と強調。

 マケイン氏は共和党の牙城で死守しなければならない南部バージニア州と、逆に民主党からの奪回を狙う東部ペンシルベニア州を回った

 バージニア州スプリングフィールドでマケイン氏は「選挙は残り3日だ。数ポイント差があるが、われわれは復活する。マック・イズ・バック(マケインの復活)だ」と呼び掛けると「マック・イズ・バック」の大合唱が起きた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008110201000280.html