【ニューヨーク1日共同】米共和党の副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事が、フランスのサルコジ大統領を装ったカナダのコメディアンからのいたずら電話にだまされ「大統領同士でお会いしたい」との問い掛けに「8年後には多分(大統領になっている)」と答えていたことが分かった。コメディアンが1日、明らかにした。
カナダ・ケベックのラジオ局は、電話のやりとりを投票日前日の3日に放送する。瀬戸際に追い込まれている大統領候補マケイン上院議員にとって「お荷物」視されているペイリン氏だが、最後まで話題を提供し続けている。
AP通信によると、ペイリン氏はフランス語なまりの英語で話す「サルコジ大統領」から、大統領の妻カーラ・ブルーニさんや知事の趣味の狩猟の話題などをからかい気味に問いかけられた。その後、コメディアンがいたずら電話だと明かすと「あら、だまされていたの」と言って、電話を側近に渡した。