日本新聞教育文化財団の「わがまち新聞コンクール」で、曽我部奈月さん(10)ら笠岡市立陶山小4年生の5人が作った「陶山ぼっけー新聞」が小学校部門最高賞の優秀賞を獲得した。岡山県内からの入賞は初。5人は「頑張ったかいがあった」と喜んでいる。
新聞はパソコンで製作したA3判1ページ。すばらしいを意味する方言「ぼっけー」を題字にし、地元のブドウ作り名人やお年寄りに手作りかしわもちを配る婦人会の取り組みなど6つの記事を写真入りで掲載している。チームワークの良さや見出しの工夫、新聞らしいレイアウトなどが評価され、小学校部門の応募作853点中、トップに選ばれた。
陶山小では、4年の全15人が4班に分かれ、5月半ば、新聞づくりに初挑戦。国語の時間などに取材や記事入力をして3カ月掛かりで仕上げた。曽我部さんの班は見出しを何度も直すなど最も粘り強く取り組んだ。
【写真説明】<上>全国入賞を喜ぶ取材編集グループ。前列左から金政武志君、曽我部さん、末一晃希君、西江真輝さん、西江時輝君。後列は担任の中村ひとみ教諭
<右下>小学校の部の最高賞に選ばれた「陶山ぼっけー新聞」