2008年11月01日(土) 08時06分
サイバーファーム 粉飾決算で課徴金(産経新聞)
大証ヘラクレス上場のIT(情報技術)関連会社「サイバーファーム」(那覇市)が売り上げの前倒し計上を行い、有価証券報告書に虚偽の記載を行っていたとして、証券取引等監視委員会は31日、金融商品取引法違反の疑いで、同社に対し課徴金300万円の納付命令を出すよう、金融庁に勧告した。
同社は同日、「決算処理の適正さを欠いた」として、同内容を修正する訂正報告書を提出。大証は同社を監理銘柄に指定した。
勧告によると、同社は平成18年3月、本来はまだ業務が完了していないコンサルタント事業などの売り上げの一部を前倒し計上し、3億8300万円の経常利益を水増しした虚偽の内容の有価証券報告書(17年12月期)を提出した疑い。
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