2008年10月31日(金) 18時09分
将来のWindowsはより“スリム”に——オジー氏が語ったクライアントOSの将来像(Computerworld.jp)
米Microsoftは、従来のWindowsに含まれていたソフトウェアの一部をWebベースの「Windows Live Services」に置き換えることで、Windows 7を従来よりスリムで効率的なOSにしようと計画している。
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さらに、Microsoftのチーフ・ソフトウェア・アーキテクト、レイ・オジー(Ray Ozzie)氏が同社の開発者向けイベント「Professional Developers Conference(PDC)」で発言したコメントから見て、将来リリースされるWindowsは一段とスリム化が進むと予想される。
オジー氏は、PDCの会場でIDG News Serviceの取材に応じ、「ハードウェアの価値を最大限に引き出すことがOSの本来の目的だ」と語り、「それでも、OSがハードウェアを有効活用するためのイノベーションを起こす機会は豊富にある」と付け加えた。
だが、インターネットへの依存度を過度に高めるわけではないという。「Windowsには、革新的なハードウェアをサポートするという目的があり、また、インターネット接続環境がない状況でもOSの恩恵を受けられるようにしなければならない」と、オジー氏は説明した。
(Elizabeth Montalbano/IDG News Serviceニューヨーク支局)
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