尾道市中心部の3カ寺にある国宝、国重要文化財の仏塔内部が11月1—3日、公開される。室町幕府を開いた足利氏とゆかりの深い寺で、港町尾道とのかかわりや仏教文化をPRする。公開するのは、鎌倉時代に建立された国宝の浄土寺多宝塔(東久保町)、室町時代の国重要文化財の西国寺三重塔(西久保町)、天寧寺塔婆(東土堂町)。各塔の扉を開け、内部に安置する本尊の仏像などが無料で拝観できる。3塔の同時公開は1999年3月以来、9年ぶりとなる。公開は午前10時—午後4時。
【写真説明】11月1—3日に内部を公開する国宝の浄土寺多宝塔