JR三原駅前のビル建設計画が中断している問題で、三原市や地元経済界から早期着手などを求める要望書を受けた開発業者「ライフコート」(東京)が29日までに、現状を説明する電子メールを報道各社に寄せた。市を経由して出したメールで、同社は計画について、今後も採算性やまちづくりに資するプランなどを探る一方、不況下で事業が困難な場合、計画見直しの検討もあり得る、としている。建築資材の高騰や金融市場の不安を中断の背景と釈明している。
また市は28日、ビル建設予定の「ペアシティ三原東館」跡地に大きな水たまりができていることについて、「適正な管理」を同社に求めた。