2008年10月30日(木) 06時30分
泰葉、小朝らと和解も一方的に“終結宣言”報道陣は困惑(オリコン)
元夫で落語家・春風亭小朝への“脅迫メール”などで世間を騒がせたタレント・泰葉が29日(水)夕方、都内のホテルで会見を行い一方的に騒動の「終結宣言」を行った。自身のブログで「金髪豚野郎」とののしった小朝に一昨日電話して和解したというが、来年3月開催の『林家三平物語』の演出を、スケジュールの多忙を理由に小朝が断ったことに「許せない。家族にも勘当してもらい、これから私は歌手でやる!」と言い放ち、集まった150人近い報道陣を困惑させた。
「騒動を終結させます」泰葉、遂に自ら事情説明
謝罪会見にしてはあまりにお粗末な内容だった。終始、頭をかきながら「頭を使うと血糖値が下がって目が回る」と角砂糖を食べ、途中では涙ぐむ姿を激写するカメラマンに「こんなところを撮るな!」と罵声を浴びせるなど、まさに“やりたい放題”の泰葉。1年前に自ら初プロデュースで臨んでいたこの公演の企画を立ち上げるも、最終的には双方が“途中降板”する形になり、公演と同じ時期に行われる襲名披露にも参加を拒否されるなど散々な目に遭ったことで「今年7月より、250通ぐらい『小朝、死ね死ね死ね』や『切腹しろ。私が介抱してやる!』などと脅迫メールを送った。襲名行事に関われないのは本当に寂しい。私は大人の対応が出来ないから、本気でぶつかりますし、会見という形でひとつの区切りをつけたかったんです」と語った。
またFAXで表明した「国境を越えられなかった」というコメントに対しては、小朝との“愛の問題”だったことを告白。「こっちは夫と思っていたけど、向こうは私の父親がわりをしてくれたようです。でも、金髪の父は嫌だし、お父さんは三平1人だけでいい。女として見て欲しかった……電話でも(小朝から)『今の(地の泰葉を)愛するのは無理!』と告げられた。別に20年間もネコ被ってない。彼の高座への未練はあるが、人間としてはない!ダメだ!」と心境を吐露。「次は大きな男を好きになりたい」と、今後は女性としてとしてステップアップしたい旨も明かした。
小朝をはじめ海老名家との関係を“絶縁”し、歌手として独立することを強調した彼女だが、報道陣からは「結局、未練があるのでは?」と随所で突っ込まれる状態。最後には、小朝や落語界関係者に「お詫びします」と謝罪し、その上で「今日の終結会見とかけまして、これからの泰葉と解く。その心は……これが本当の“コアサ”いらず!」とお得意のなぞかけで締めたが、自ら種をまき最後は一方的に“終結宣言”を行うというとんだ結末となった。
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