2008年10月30日(木) 20時38分
<パイオニア>業績不振で社長交代(毎日新聞)
パイオニアは30日、須藤民彦社長が11月15日付で辞任し、後任に小谷進常務が就く人事を発表した。30日に09年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、営業損益が当初予想の70億円の黒字から170億円の赤字に転落する見通しになったため経営責任を取るためという。だが須藤社長は「不振のプラズマテレビ事業の構造改革が終わっていない」などとして、社長辞任後も当面、取締役として残留する。
06年1月に辞任した伊藤周男前社長に続き、業績不振で社長が2代続けて辞任する異例の事態になった。下方修正は世界的な景気後退でプラズマテレビやカーオーディオなどの主力商品の販売が伸び悩んでいるのが主な理由。【宇都宮裕一】
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