北東部で連続テロ、61人死亡＝300人けが、独立派の仕業か−インド（時事通信）

2008年10月30日(木) 19時56分

　【ニューデリー30日時事】インド北東部のアッサム州で30日、広範囲に仕掛けられた爆弾、少なくとも12発が相次いで爆発する連続テロがあり、地元テレビによれば少なくとも61人が死亡、約300人が負傷した。
　爆発はほぼ同じ時刻に拠点都市グワハティを含む州内4県にまたがって発生。混雑した市場のほか、地元行政府ビル、裁判所の近くで爆発した。
　同州ではアッサム地方のインドからの分離・独立を目指す非合法組織「アッサム統一解放戦線（ULFA）」がたびたびテロを起こしており、警察が事件との関連を調べている。隣国バングラデシュに拠点を置くイスラム過激派の仕業との見方もある。　

【関連ニュース】
・北東部で連続テロ、48人死亡=300人けが、独立派の仕業か-インド
・北東部でも連続テロ、2人死亡=インド
・また連続テロ、5人死亡=社会不安高まる-インド
・地下鉄脱線、37人負傷=テロの兆候なし-ロンドン
・新たに男2人拘束=テロとの関連は不明-英警察