2008年10月30日(木) 16時17分
慶大生大麻 「うわさ通り…」 キャンパスに動揺(産経新聞)
「うわさはあったが、まさか本当だったとは…」。逮捕された慶応大の男子学生2人が通っていた横浜市港北区の日吉キャンパスでは30日、学生に動揺が広がった。正門には十数人の報道関係者が詰め掛け、大学当局は「報道で初めて知った」と対応に追われた。
商学部1年の男子学生(19)は「学生サークルのイベントなどで大麻売買のうわさを聞いたことはあるが、本当に学生が逮捕されたと聞いて驚いた」とショックを隠せない様子。別の男子学生(18)は「学生の大麻事件はほかの大学の話で、人ごとだと思っていた」と表情を曇らせた。
逮捕された内田浩太郎容疑者(21)は横浜市の慶応高校出身。かつて所属していたアメリカンフットボール部の部室前では、マネジャーという女子学生が「大学側から何も答えるなと言われているので、答えられません」と顔をこわばらせて立ち去った。
東京都港区の慶応大三田キャンパスでは、職員が電話対応に追われた。商学部4年のボクシング部員は「今月初旬に体育会の中から逮捕者が出たといううわさが流れていた。同じくスポーツをする者として軽はずみな行為でとても残念だ」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000125-san-soci