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2008年10月30日(木) 11時36分

慶大生2人が学内で大麻売買容疑、逮捕「4〜5人で吸った」読売新聞

 慶応大日吉キャンパス(横浜市港北区)で乾燥大麻を売買したとして、同大の男子学生2人が大麻取締法違反容疑で神奈川県警中原署に逮捕されていたことが分かった。2人は「夏ごろに慶大生仲間4〜5人で吸った」などと供述しているといい、同署はほかの学生らから事情聴取を進めている。

 同署幹部によると、逮捕されたのは、同市青葉区の商学部2年内田浩太郎容疑者(21)ら。

 内田容疑者は7月初旬、日吉キャンパスで、別の文系学部に在籍する1年生(20)に乾燥大麻数グラムを7000円で譲り渡した疑い。同署は今月1日、この1年生を東京都台東区の自宅で乾燥大麻数グラムを所持した疑いで現行犯逮捕し、供述などを基に、9日、内田容疑者を逮捕した。内田容疑者の自宅マンションからは吸引器具などが押収された。

 2人は「大麻に興味があった。大学近くのカラオケボックスで2人で吸った」などと供述しているという。1年生は大麻取締法違反の罪で起訴後、保釈された。慶応大広報室は「事実確認が取れていないのでコメントできない」としている。

 大麻を巡っては、関東学院大ラグビー部員2人が学生寮で栽培し、吸引して有罪判決を受けたほか、法政大の学生5人が大学内で売買、吸引したとして逮捕されるなどしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000027-yom-soci