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2008年10月28日(火) 11時57分

「花屋ならプロ」生花店に大麻栽培を依頼し逮捕産経新聞

 販売目的で大麻を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課と麻布署は、大麻取締法違反(営利目的共同所持)などの疑いで、長野県大町市大町、会社員、金龍太郎(44)と同県中野市岩船、生花店「花物語」経営、滝沢郁子(40)の両容疑者を逮捕した。

 滝沢容疑者は金容疑者から頼まれ、苗を育てたり大麻草を乾燥させるなどして栽培を手伝っていた。

 調べでは、両容疑者は今月中旬、それぞれの自宅などで、自分で育てた大麻計1・3グラム(約540万円相当)を所持した疑い。

 金容疑者は今年2月、自宅近くの山林に大麻の種子を植えたが、うまく育たなかったことから、知人の滝沢容疑者に苗を育ててもらい、山林に植え替えていた。「花屋なら苗を育てるのはプロだと思った」などと供述。もうけたら分け前を与えると栽培を依頼したという。

 金容疑者は12日、東京都港区六本木の駐車場に止めた車中で、自分が栽培した大麻60グラムとコカイン少量を持っていたとして、麻布署員に同法違反などで現行犯逮捕された。

 「いずれ大麻パーティーを開催し、吸ってもらおうと考えていた。六本木の遊び友達に味わってもらおうと大麻を持っていた」などと供述している。

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