2008年10月28日(火) 00時57分
攻撃対象は武装勢力=シリア側は「テロ」と米非難−イラク政府(時事通信)
【カイロ27日時事】シリアのイラク国境に近いブーカマル地区を米軍ヘリコプターが襲撃し、民間人8人が殺害されたとシリア側が主張している事件で、イラク政府報道官は27日、ロイター通信に対し、攻撃対象はイラクでテロ活動を行っている武装勢力だったと言明した。
同報道官は「攻撃されたのは、シリアを拠点にイラク領内で行動するテロ組織の活動地域だ」と語った。ただ、攻撃が米軍によって行われたのかどうかについては言及しなかった。
一方、訪英中のモアレム・シリア外相は同日の記者会見で、今回の事件について「犯罪的でありテロ攻撃だ」と米軍を強く非難、同様の作戦が繰り返されれば「領土を防衛する」と述べ、反撃する考えを示した。
【関連ニュース】
・
襲われた女性キャスター死亡=米
・
女性キャスター襲撃、重傷=大統領映画「W」にも出演-米南部
・
地元運転手が観光バス連続襲撃=独占見直しへの抗議か-中国・雲南省
・
ペイリン氏出演で高視聴率=ケリガン選手以来14年ぶり-米TV番組
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000005-jij-int