2008年10月27日(月) 23時33分
元広島監督、ルーツ氏死去=「赤ヘル」生みの親、83歳−プロ野球(時事通信)
プロ野球の広島を監督、コーチとして指導し、強豪球団に育つ基礎を築いたジョー・ルーツ氏が20日、死去した。83歳だった。米フロリダ州のサラソタ・ヘラルド・トリビューン紙(電子版)が伝えた。ここ数年、脳卒中や糖尿病で体調が優れなかったという。
ルーツ氏は米大リーグ、インディアンスのコーチ時代、米アリゾナ州でキャンプを行った広島を指導したことが縁で、1974年にコーチとして来日。翌年、日本プロ野球初の米大リーグ出身監督となった。
審判への抗議がきっかけで公式戦わずか15試合で退団したが、前年まで3年連続最下位の球団に闘争心と使命感を注入。広島が同年、後を継いだ古葉竹識監督の下で悲願の初優勝を遂げたのは、「ルーツの遺産」といわれた。ヘルメットなどの色を紺から赤に変え、「赤ヘル」生みの親とも呼ばれる。
【関連ニュース】
・
〔写真特集〕2008ワールドシリーズ
・
〔写真特集〕MLB2008
・
〔写真特集〕今季限りで引退! 男・清原劇場
・
〔写真特集〕ON・プロ野球黄金期 なつかしの監督・コーチ
・
〔写真特集〕ON・プロ野球黄金期 なつかしの名選手1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000215-jij-spo