中国地方のスーパーでも、伊藤ハムが公表した対象商品を店頭から撤去する動きが広がった。フジ(松山市)では「ムースボール」の撤去を25日夜、各店に指示。農協系スーパーのAコープ中国(広島市西区)でも4店で同商品の取り扱いがあり、25日夜にすべて撤去した。
天満屋ストア(岡山市)も岡山県内の6店でムースボールを販売しており、26日の開店前までに回収。さらに、問題となった東京工場以外で製造されたウインナーなど4品も「お客の誤解を招きかねない」との判断で当面、販売を見合わせることにした。
【写真説明】問題となった伊藤ハム商品の返品を呼び掛ける文書を掲示するスーパーの食品売り場(広島市内)