2008年10月27日(月) 08時00分

泰葉ブチギレ！小朝「許さない」…「上野公園音楽祭」出演阻止で泥沼化（スポーツ報知）

　タレントの泰葉（４７）が２６日、元夫の春風亭小朝（５３）に対し「戦います。絶対に許さない」と“宣戦布告”した。この日、出席予定だった「上野公園音楽祭」をドタキャンし「小朝氏より、私が発言した場合、提訴も辞さないという根岸への通達により、私は行く事を断念せざるをえなくなりました」と明かした。「金髪豚野郎」など元夫への“口撃”は過激さを増す一方。弟・林家いっ平（３７）の来年３月に控える「三平」襲名披露にも影響を及ぼしかねない状況だ。

　小朝を「金髪豚野郎」呼ばわりした過激なブログを閉鎖したばかりの泰葉が、今度はファクスで爆発した。この日は東京・上野公園で行われた音楽祭に特別ゲストで出席予定だったが、当日ドタキャン。理由は小朝が提訴をちらつかせ“妨害”しているからだとした。

　代わりに駆け付けたいっ平は、「姉が熱を出してしまいまして。３７度以上あるんです。どうもすいません」と、「三平」ギャグで会場に謝罪。泰葉の欠席理由は風邪による体調不良であると説明していた。

　しかしその後、泰葉が報道各社に送った文書には、体調不良の説明は一切なし。「何故（なぜ）、小朝氏が私を止めたか。いつか、いつか、この無念をはらします。本当に悔しい。絶対に許さない」と、ひたすら元夫への恨みつらみをつづった。

　泰葉を巡っては、弟の林家正蔵（４５）が２１日に「（奔放な発言について）良識を持ってやってくれれば」と困惑したことを受け、ブログが炎上。アクセス殺到でサーバーダウンし、２３日に閉鎖を宣言する事態に陥っていた。

　いっ平は、姉の「金髪豚野郎」発言について、「僕は口が裂けても言えません」と苦笑。一連の過激発言については、「突発的に出てしまった言葉だと思う。父（故・林家三平さん）からそういう教えは受けていない。そこをクローズアップしないで、全体的に見てほしい」とフォローした。

　関係者によると泰葉は当初、いっ平の「三平」襲名披露のプロデュースに名乗りを上げ張り切っていたが、最終的には小朝が仕切ることになり、精神的に不安定になっていたという。元夫との関係は離婚してから泥沼の一途。思わぬ騒動は、襲名披露にも影響を及ぼしかねない状態になってきた。

　◆マスコミ各社の皆様へ  先日ブログ炎上の祭に関して、ご尽力いただきましたこと心より御礼申し上げます。

　本日、私は全てをお話しに、上野に行く決意をしておりました。しかし、春風亭小朝氏より私が発言をした場合、提訴も辞さないという根岸への通達により、私は行く事を断念せざるをえなくなりました。

　〜中略〜

　何故、小朝氏が私を止めたか。いつか、いつか、この無念をはらします。お話しします。本当に悔しい。

　私は唄う事でしか叫ぶ事ができなくなりました。本当に、悔しい。この悔しさはどうしたらいいのでしょうか。

　戦います。絶対に許さない。私は小朝氏と戦います。母を脅して発言の場を奪うやり方、また弟を巻き込むこの姑息な手口。絶対に許さない。

　今の雨は私の悔し涙です。

　※中略以外は原文のまま。

　【これまでの経過】泰葉の小朝に対する“口撃”は、昨年１１月の金屏風（びょうぶ）前で行われた離婚会見後に始まった。

　弟の正蔵、いっ平が会見に同席したことについて「小朝さんが弟たちに頼んだ。私は嫌だった」と暴露。今年５月には、泰葉の“口撃”に小朝が「遠くから石を投げている」と批判するもお構いなし。同月、３人の女性との熱愛が一部で報じられた小朝に対し「バカじゃねえの！」と激怒。

　さらに閉鎖されたブログでは、小朝が泰葉の母・海老名香葉子（７５）のことを２０年間「ゲロ」と呼んでいたとし、「お前は国営放送で、もっともらしい事が言える人間ではない」と切り捨てていた。

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