「神楽に登場する生き物たち」をテーマにした生き物文化誌学会の例会が25日、安芸高田市で開かれ、常任理事の秋篠宮文仁さまも出席された。
広島工業大の三村泰臣教授は「広島の神楽は鬼と蛇が特に多く登場する」と指摘。安土桃山時代の資料を例に「『耳まで裂けた口』など鬼についての記述は蛇を思わせる。両者は同一の可能性もある」と述べた。地元の郷土史家築地昭二さんは、神楽で演じられる生き物をスライドで紹介した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810260037.html