茶道が盛んな松江市で、抹茶を楽しむ野だて船が25日、観光関係者を乗せて川を巡った。11月1、2日に一般向けに運航する。松江開府400年祭の一環で初の試み。
屋形船を利用した野だて船は同市鹿島町の鹿島マリーナから佐太神社まで佐陀川を約2キロ遊覧した。参加者は窓から秋の景色をながめながら、地元公民館の茶道部会員がたてた抹茶や名産の和菓子を味わっていた。両日は6便ずつ運航し定員各10人。一人1000円で先着順。同祭推進協議会事務局=電話0852(32)0400。
【写真説明】茶道部員がたてた抹茶を楽しむ参加者たち