2008年10月26日(日) 20時39分
三菱UFJ1兆円、みずほ5000億円規模の増資検討(読売新聞)
三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャルグループが巨額増資を検討していることが26日、明らかになった。
増資額は三菱UFJが1兆円規模、みずほが最大5000億円程度となる見通しだ。株価下落に伴う自己資本の減少を補うとともに、不良債権処理費用の急増に備え、財務基盤の強化を図る狙いがある。
三菱UFJは、保有株の含み損が拡大したため、銀行経営の健全性を示す自己資本比率(6月末で10・73%)が10%を割り込む恐れがあり、早急な資本拡充の必要に迫られていた。6000億円規模の普通株発行による公募増資と、生命保険会社など機関投資家を引受先とする優先出資証券の発行を組み合わせ、年内にも増資を完了させる方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000028-yom-bus_all