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2008年10月25日(土) 00時00分

長崎市立図書館 来館者100万人突破読売新聞

田上市長(右)から記念品を受け取る亀川君

 今年1月に開館した長崎市立図書館(長崎市興善町)の来館者が24日、100万人を突破した。当初目標にしていた年間60万人を大幅に上回っており、同館は市中心部にある利便性と明るく開放的な雰囲気が人気の要因と見ている。

 100万人目は社会科見学で訪れた同市立滑石小2年の亀川優輝君(8)。田上富久市長から記念品などを贈られ、「図書館は広くていろんな本があるのが好き」と喜んでいた。

 同館の1日平均の来館者数は4049人(9月末現在)で、市民の約3割に当たる約14万2000人が利用登録をしている。蔵書数は約34万3000冊で、ICタグを利用した自動貸し出し機を備えるなど利便性を高めた。

 黒岩秀文館長は「今後も蔵書の充実を図り、利用しやすい図書館を目指していきたい」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20081024-OYT8T00732.htm