竹田市古町の土産物販売店「むらさき草」で、市民らが開発した料理や加工食品を販売、展示する「おおいた竹田 食のかたち 旅のかたち展」が開かれている。28日まで。
市経済活性化促進協議会が取り組む「食育ツーリズム雇用創出大作戦」の一環。協議会には20の研究会があり、市民約380人が観光と食育をテーマに様々な特産品の開発を進めている。「かたち展」は中間発表として企画され、商品化したものを販売、開発途中のものを展示している。
店内では、地ワインやどぶろく、トマトジュースなどを販売しているほか、シイタケを薫製にした「森のさきいか」、40種類のジャムの試食も。店内のレストランでは日替わりの薬膳(やくぜん)ランチ(1000円、26日は休み)が食べられる。
このほか、「ステンドグラス工房 四季のうた」(同市古町)、陶芸工房「民芸の里」(同市上角)など市内6か所では、開発した商品の創作体験や講演会が開かれている。
研究会講師の本山秀樹・食育ネット代表(48)は「竹田らしさを追求した手作りの力作がそろいました」と話している。問い合わせは同協議会(0974・62・2122)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20081025-OYT8T00139.htm