全国の高齢者がスポーツや文化イベントを通じて交流を深める「第21回全国健康福祉祭かごしま大会(ねんりんピック鹿児島2008)」の開会式が25日、鹿児島市の鴨池陸上競技場で開かれた。
大会は28日までの4日間。鹿児島県内の13市町で卓球、テニスなどの競技のほか、囲碁や民謡など計25種目に50−90代の約1万人が参加する。
常陸宮ご夫妻を迎えた開会式では、鹿児島県出身で北京五輪競泳銅メダルの宮下純一さん(25)が炬火台に点火。宮下さんの祖母(81)も26日の俳句大会に参加するという。
開会式前には、会場近くにそびえる桜島の噴煙の力強さを表現した和太鼓の演奏も行われた。その後、各都道府県と政令市の計64の選手団が色とりどりのユニホームでスタンドに手を振りながら入場行進した。