栃木県那須町の那須御用邸で静養中の天皇、皇后両陛下は25日午前、御用邸内の休憩所「嚶鳴亭」で、ヤマドリやキジを放鳥された。
放鳥は昭和天皇が1967年に始めて以来、那須御用邸で静養する際の恒例行事として続いている。この日放った鳥は、栃木県内で人工交配するなどして育てられた。
穏やかな天候の中、両陛下は鳥の入った木の箱を開け、3羽ずつを空に放った。
那須には例年夏に訪れているが、今年は「秋の那須を楽しみたい」という両陛下の意向で、この時期の滞在となった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008102501000319.html