【ニューヨーク24日共同】24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米景気の悪化懸念などから円買いドル売りが進み、午後5時現在、前日比3円09銭円高ドル安の1ドル=94円25−35銭で取引された。一時、1ドル=91円52銭をつけ、同市場としては1995年8月以来、約13年ぶりの円高ドル安水準となった。
ユーロは1ユーロ=1・2620−30ドル、118円98銭−119円08銭。円はユーロに対しても買われて一時、1ユーロ=115円55銭をつけ、2002年8月以来、約6年ぶりの円高ユーロ安水準となった。
欧米の利下げ観測が強く、世界的な株安基調で投資リスクを避けるためにドルやユーロが売られ、円高が進んだ。