2008年10月25日(土) 20時29分
粉ミルク汚染、政府にも責任=行動と品質で信頼回復−中国首相(時事通信)
【北京25日時事】中国の温家宝首相は25日、アジア欧州会議(ASEM)第7回首脳会合閉幕後の記者会見で、汚染粉ミルク事件をはじめとする食品安全問題について「企業だけでなく、政府も主に監督の点で責任がある」と責任の一端を認めた。「事件の影響は極めて劣悪。克服は非常に困難だが、13億人が一歩を踏み出し、行動と製品の質で世界の人々の信頼を勝ち取りたい」と決意を示した。
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