2008年10月25日(土) 13時30分
麻生首相 「補給活動継続に最大限努力」 パキスタン首相に強調(産経新聞)
【北京=今堀守通】中国訪問中の麻生太郎首相は25日午前、パキスタンのギラニ首相と、アジア欧州会議(ASEM)首脳会合が開かれている北京の人民大会堂で会談した。麻生首相はパキスタンが「テロとの戦い」に参加し、インド洋上などで活動していることに敬意を表し、「新テロ対策特別措置法を1年延長するための法案を国会で審議中だ。補給活動継続に最大限努力したい」と述べた。
麻生首相はまた、「テロとの戦いは今が正念場だ。パキスタンとアフガニスタン、米国との連携が極めて重要だ」と指摘した。ギラニ首相は「各国と連携しながら、テロとの戦いに取り組みたい」と表明し、日本の補給活動への謝意と継続への期待を示した。
会談に先立ち、麻生首相はオーストリアのグーゼンバウアー首相とも短時間会談、両国が来年から国連安全保障理事会非常任理事国になることから、国連の場で両国が連携・協力していくことで一致した。
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