2008年10月24日(金) 23時28分
薬剤誤投与で意識不明=虫垂炎手術後の治療中−甲府(時事通信)
山梨県立中央病院(甲府市)は24日、急性虫垂炎で治療中の50代女性患者に誤った種類の鎮痛剤を投与するミスがあったと発表した。女性は一時心肺停止状態となり、今も意識が回復していないという。
同病院によると、女性は3日に虫垂炎の切除手術を受けたが、14日に腹腔(ふくくう)内に膿瘍(のうよう)が認められ、医師が再手術を実施した。翌日、外科医が鎮痛剤を点滴で投与した際、本来使用すべき2種類の鎮痛剤のうち、1種類を誤って投与した。
誤って投与した鎮痛剤「アルチバ」は効き目が強く、通常は手術時の全身麻酔に使うもので、術後は使用しないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000224-jij-soci