2008年10月24日(金) 15時06分

レポート：Android携帯「T-Mobile G1」、静かな発売日を迎える（Computerworld.jp）

　米国GoogleのAndroid OSを搭載した初めての携帯電話端末となるT-Mobileの「G1」（製造元は台湾HTC）が、10月22日、全米各地の小売店で販売開始された。

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　カリフォルニア州サンフランシスコ市内のあるT-Mobileストアでは、21日夜から特別先行販売が行われ、ここでG1を入手したユーザーは文字通り“一番最初”にAndroid携帯を店頭購入できたことになる。一方、オンラインでG1を先行予約していた人々の元には、21日の夜から順次、G1端末が届き始めている。

　米国東海岸のマサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード・スクエアにあるT-Mobileストア前には、気温4度の早朝、冷たい小雨が降りしきる中にもかかわらず、G1を求めて5人の客が並んでいた。通りを挟んだ同店の向かいにはハーバード大学が、そして数ブロック先にはマサチューセッツ工科大学（MIT）がある。午前8時の開店と同時に、彼らは店内へと案内された。

　総じて、22日のAndroid発売日は、今年7月の「iPhone 3G」発売日とは比較にならないほど“静か”だった。iPhone 3Gの発売日には、数日前からの徹夜組を含む数百人の行列ができていたが、G1ではそのような動きは見られなかったからだ。。

　だがT-Mobileのマネージャーは、22日朝の来店客はかなり堅調であり、それには満足していると語った。その一方で、複数のT-Mobile販売員からは、22日は雨がちで気温も急に下がったことが売り上げに影響したかもしれないという声が聞かれた。

(Matt Hamblen、Steve Lawson、Elizabeth Montalbano、 Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)

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