周南市須万、須磨小の全校児童4人が、地元の須金地区の夢プランづくりを進めている。名所や農園の見学、自然観察でイメージを膨らませてきた。11月9日、同小であるふれあい文化祭で発表する。
古里学習の一環で、須金和紙センターや平家落人の子孫などを訪ねてきた。地域づくりのワークショップが5月に開かれ、活性化機運が高まっており、取り組みを決めた。
ナシやブドウの農園と豊かな自然を生かすアイデアが目立つ。中心部と農園、雲海が見られる北山地区をロープウエーで結んだり、島根県への高速道路や岩国市錦町からの鉄道の延伸を図ったり。ブドウ新品種や和紙製品開発の意見もあった。イラストにまとめて発表する。
【写真説明】農園や自然を生かした夢プラン作成に励む児童ら