2008年10月24日(金) 17時13分
ソニー、連結営業利益を2700億円下方修正(Oh! MyLife)
10月23日、ソニーが2008年度連結業績見通しを下方修正した。
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売上高見通しは、前年度比1%増の9兆円と、7月に発表した9兆2000億円に対し2%引き下げた。また、営業利益は前年度比58%減の2000億円の見通しで、7月時点の見通し4700億円から大幅な下方修正となった。
主な原因は、円高による影響と、世界的な需要の減少。
欧州市場に力を入れてきたエレクトロニクスとゲームでは、円高・ユーロ安の状況に大きな打撃を受けた。 大根田伸行CFOは「1円円高になったときの感応度(為替レートが営業利益に与える影響)は、ユーロは75億円、ドルは40億円のマイナス」という。
円高の影響によって、黒字見通しだったゲームは、300億円の下方修正となり、黒字が出るかどうか微妙な情勢になった。
大根田CFOは「来期はさらに厳しい状況になると予想しているので、固定費削減などの構造改革も必要」と締めくくった。
(記者:朴 哲鉉)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000000-omn-bus_all