来春オープンする広島市の新球場(南区)周辺の交通混雑を緩和するため、広島電鉄は紙屋町・八丁堀(中区)方面と球場を結ぶシャトルバスを運行する方針を決めた。広島東洋カープの試合後、5分間隔で走らせる予定で、来年1月にも、中国運輸局に認可を申請する見通し。
料金は大人で200円から250円になるとみられる。新球場から平和大通りを経由するルートで、新天地と八丁堀交差点、本通り商店街の3カ所に停車する計画という。
試合が延長などで長引いた場合は途中で帰宅する観客に配慮し、終了前でも午後10時すぎに運行を開始。当面は8台で対応し、利用状況を見ながら増減を検討する。