「お成り道」店舗の再生進む（中国新聞）
江戸時代の風情が残る萩市で、市民出資のまちづくり会社が、萩城跡に続く「お成り道」に沿った店舗の開発プロジェクトを進めている。22日には同市東田町に１、２号店となる農産物直販所と飲食店がオープンした。10年かけて商店街の空き店舗を町家風に改修して直営し、観光客を呼び込む。
お成り道は萩藩主の毛利氏が参勤交代に使った道で、会社の名前にもなっている。事業は田町商店街から萩博物館まで約1.5キロが対象。沿道に約60軒ある空き店舗や空き家を改修し、萩にこだわった飲食店や土産店を展開する。