2008年10月23日(木) 21時33分
「スチーム機能でやけど」網状アイロン台で相談7件(産経新聞)
アイロンの仕上がりが良くなるとして人気があるメッシュ(網)状アイロン台で、アイロンのスチーム噴射機能を使うと、高温の蒸気が台を通り抜けて足などをやけどする危険性が高いことが23日、国民生活センターのテストで分かった。
同センターには平成13年4月から今年8月にかけ、「スチーム機能を使ったらひざをやけどした」といった相談が計7件寄せられており、メーカーなどに注意表示の改善などを求める。
アイロン台は、金属製の網目状の台に布製カバーを掛けた簡単な構造。同センターがズボンのアイロン掛けを想定してテストしたところ、スチームを噴射すると蒸気が台を通り抜け、台裏面から2・5〜5・5センチ離れた位置でも92〜70度の高温になった。
メッシュ状アイロン台は、蒸気が台を通り抜けて衣類に残らないため仕上がりがきれいになるという。
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