「百万本のばらの町」を目指し、福山市が今年初めて取り組んだ企業・事業所へのバラ苗の無料配布が24日の募集締め切りを目前に、目標本数を大幅に下回っている。急激な景気の落ち込みもあって、バラの世話に手間を割く余裕が少なくなっているとみられている。
ばらの町づくりの一環として、市は毎春に市民や愛好家に3000本の苗を無料配布。家を新築した世帯にも記念で贈っている。市民の人気は高く、毎年目標数を上回る応募があるため、今年は秋に企業・事業所を対象に初めて計画。1500本を用意したが、22日までの申し込みは半分程度という。市協働のまちづくり課=電話084(928)1051。