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2008年10月22日(水) 09時59分

「くい打ち式」カキを水揚げ中国新聞

 呉市安浦町に広島県内で唯一残る「くい打ち式」養殖カキの水揚げが21日、三津口湾で始まった。年末年始をピークに3月下旬まで続く。干潟に高さ約5メートルのくいを立て、竹ざおを通した「棚」にカキをつり下げる。市水産振興課などによると、埋め立てで各地の干潟が減り、いかだ式ほど大量に養殖できないため次第に廃れた。安浦漁協の組合員が幅3メートル、長さ30メートルの棚につるされたカキを漁船のクレーンで引き上げた。むき身を関西や四国方面に出荷する。

【写真説明】くい打ち式養殖で水揚げされたカキ

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200810220031.html