福山市中心部の国道2号沿いの歩道への自転車道整備を検討する国土交通省福山河川国道事務所と広島県、市が、自転車と歩行者を分離する社会実験に現地で取り組んでいる。
実験区間は、国道2号南側の歩道で、霞町から昭和町までの約300メートル。通勤・通学で自転車の通行量が多い午前7—9時の間、歩道中央へコーン標識を設置▽コーンをポールで結び、自転車道、歩道を区分▽路面へ「自転車」「歩行者」と表示—の3パターンを試している。通行人を対象に区分による安全性、利便性を問うアンケートも実施。評価や感想を自転車道整備への参考にする。
【写真説明】実験で区分された自転車道を通る学生ら