広島市中区の平和記念公園内のイチョウなどの一部が少しずつ色づき始め、秋の深まりを感じさせるようになった。22日は雲に覆われて肌寒い朝となり、自転車で行き交う通勤者も、いつもより厚着が目立った。公園内はまだ緑色の葉が多いが、今月15日以降、最低気温がイチョウなどが色づき始める目安となる15度を下回る日が増えた。樹木は、ほぼ平年並みに秋めいてきた。
23日は秋の終わりを意味する二十四節気の「霜降」。ただ、広島地方気象台によると、23日から25日ごろまでは最高、最低気温とも平年を上回る暖かい日が続くという。
【写真説明】少しずつ色づき始めた平和記念公園。秋の深まりを感じさせる=22日午前8時40分(撮影・田中慎二)