2008年10月22日(水) 02時34分
男性外科医を書類送検へ=適切処置怠った疑い−手術後の患者死亡・神奈川(時事通信)
神奈川県相模原市の医療法人相和会「渕野辺総合病院」で2004年、入院患者が手術後に容体が急変し死亡する事故があり、神奈川県警は21日、病院側が適切な処置を怠ったとして、業務上過失致死の疑いで、22日にも男性外科医を書類送検する方針を固めた。
病院関係者などによると、死亡したのは急性胆のう炎で入院していた同市の60代女性。
04年2月、この医師により腹腔(ふくくう)鏡による胆のう摘出手術を受けた。その日の夜になり容体が急変。大量出血し、翌朝に死亡した。
同病院は院内に調査委員会を設置。この医師は今年9月に処分を受け、退職したという。
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