2008年10月22日(水) 19時44分
振り込め詐欺に悪用、携帯電話を不正取得 販売店従業員らを逮捕(産経新聞)
うその契約を結び携帯電話を着服したとして、警視庁組織犯罪対策4課は22日、業務上横領の疑いで東京都葛飾区東立石、元携帯電話販売店従業員、岡部智一(36)と住所不定、指定暴力団住吉会系組員、村井節雄(40)の両容疑者を逮捕した。不正に契約した携帯電話のうち1台は振り込め詐欺に悪用されていた。
2人は同様の手口で6月から7月までに計19台を不正に取得していたとみられる。岡部容疑者は容疑を認め、村井容疑者は「契約した覚えはない」と否認しているという。
調べでは、岡部容疑者は7月下旬、当時の勤務先だった江戸川区の携帯電話販売店で、遺失届が出ている他人名義の免許証を使い、携帯電話2台を契約して着服した疑い。
客として来店した村井容疑者が岡部容疑者を脅迫。携帯電話の不正契約を繰り返すようになったといい、その見返りに岡部容疑者は腕時計などを受け取っていたという。
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