2008年10月20日(月) 14時50分
iPod課金、決着先送りへ=提案に賛否両論−文化審小委(時事通信)
著作権保護のためにデジタル方式の録音録画機器に補償金を課す制度の見直しを議論してきた文化審議会の私的録音録画小委員会は20日、iPodに代表されるデジタル携帯プレーヤーなどを課金対象に加える文化庁の提案について、賛否両論を併記した報告をまとめる方向で調整を始めた。決着は来年以降に持ち越される見通しとなった。
これまでの議論では、著作権の権利者団体側は提案を受け入れる姿勢を示していたが、メーカー側が反発。同庁は今後も水面下で両者の利害調整を図るが、委員らの任期が切れる来年1月までに決着を付けるのは難しそうだ。
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