陸上自衛隊の幹部課程の教育訓練資料とみられる文書が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を介してインターネット上に流出していたことがわかった。
陸自第13旅団(広島県海田町)で中隊長を務める3等陸佐が作成した私文書もあり、陸自で流出の経緯を調べている。
流出したのは、幹部課程の教育資料とみられるが、陸自によると秘密文書は含まれていないという。文書の中には、3佐が今年4月に転勤した際のあいさつ状もあった。陸自の調べに対し、3佐は「あいさつ状は自分のものだが、公私ともにパソコンにはウィニーなどを入れておらず、流出させた覚えはない」と話しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081020-OYT1T00394.htm