2008年10月19日(日) 14時32分
「壁」の絵、修復始まる=落書きでダメージ−ベルリン(時事通信)
【ベルリン19日時事】冷戦時代に東西ベルリンを分断していた「ベルリンの壁」を一部保存し、長さ約1.3キロにわたってさまざまな壁画が描かれたベルリンの観光名所「イーストサイドギャラリー」でこのほど、絵の修復作業が始まった。壁崩壊20周年を迎える来年秋までに、再び鮮やかな色がよみがえる。
同ギャラリーは壁崩壊後に世界各地の100人を超える芸術家がさまざまなモチーフを描いたもので、ブレジネフ元ソ連共産党書記長とホーネッカー元東独国家評議会議長のキスシーンを描いた絵が有名。だが、風雨によるひび割れや観光客らによる無数の落書きが目立ち、原画がほとんど分からないものもあるため、全面的な「化粧直し」が必要となった。
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