記事登録
2008年10月19日(日) 22時17分

盗賊役の警察署長が「振り込め」手口、歌舞伎で再現読売新聞

 長野県大鹿(おおしか)村の市場神社で19日、「大鹿歌舞伎」が行われ、田中保・飯田署長(59)が「白浪五人男」の日本駄右衛門役で登場、振り込め詐欺被害防止を呼びかけた。

 大鹿歌舞伎は約230年前に始まった。花道で、携帯電話を取り出した田中署長は「おばあちゃん、オレオレ。会社の金を使い込んだのがバレちゃって……」。

 「署長が詐欺師の役を演じるのもなんだが、そのくらい被害が深刻なんでござんす」と続けると、1200人の観客からの掛け声とおひねりが飛び交った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081019-00000026-yom-soci