2008年10月18日(土) 16時59分
神崎愛がフルートと歌でマリア・カラスに挑む(夕刊フジ)
「無名塾」出身のベテラン女優として知られる神崎愛。もともとは東京芸大出身で、日本フルート界の重鎮、故・吉田雅夫氏の愛弟子として薫陶を受け、最近はジャズからソプラノまでこなす歌手として独自のライブ活動も続けている。
そんな神崎が、「女優、フルート奏者、シンガー、それぞれを合わせて30年のキャリアを一つの舞台に収斂して、マリア・カラスの世界に挑んでみたい」と張り切るのが、11月18日午後7時から、東京・赤坂の紀尾井ホールで開くソロコンサート「神崎愛 カラスの『愛唱歌』とフルートの名曲」。
東京室内管弦楽団との共演で、20世紀最高のソプラノといわれたカラス(1923−77)の世界をステージで再現。第1部ではその軌跡を追って、ドビュッシーの「月の光」や映画音楽の「ライムライト」など名曲をフルートで奏でながら、旅に誘う。第2部はカラスが愛したビゼーの「カルメン」組曲やプッチーニのオペラアリア「歌に生き、愛に生き」などを歌いあげる。
「終盤では、カラスの祖国ギリシャにちなんで『日曜はだめよ』、没したパリが舞台の『シャレード』も披露します」と神崎。
最近の神崎のコンサートでは曲の合間に、夫で外交評論家の宮本信夫氏が、名曲の背景にある各国事情を解説するのが定番になっている。宮本氏は元外交官で「ブッシュを裁く」などの著書もある論客。クラシックと海外情勢のミスマッチが楽しめる“婦唱夫随”のオトナの舞台だ。
S席7000円−B席3000円。問い合わせは、オフィス愛アート(TEL03・3533・7515)
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